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行動経済学/プロスペクト理論

中小製造業の事業変革・ビジネスモデル変革・新製品開発を伴走・支援する『TECH-TOSHI』です。 

 

今回は、東京理科大学 MOTのゼミより、『プロスペクト理論』について、ご紹介します。

 

 

1.ポイント

 ポイントは、

 

得るもの(利得)を強調されると確実性を求めリスク(損失)を避ける

 

でした。

 

※詳細な内容は、最後の『5.内容』に記載しました。

  

2.気づき

 気づいたことは、

 

『時間が限られている場合には、十分に検討せず経験や勘に頼って決断しがちなのではないか。』 

 

です。

  

3.課題

よって課題は、

 

限られた残り時間の中で、どうすれば適切に判断することができるのか?

 

です。

 

 

4.解決策

  システム2を意識的に使用することです。

 時間が少ないと無意識に立ち上がったシステム1にとらわれた行動をしてしまいます。

 ※参考:ヒューリスティック 

      https://tn-ylbg.jimdofree.com/product-development187/

 

 例えば、事前に判断基準に対するアクションを決めておくのも良いようです。

 

 多くの優れた投資家は個人個人で、いわゆる「損切りルール」を持っていると言われており、損失回避の心を克服するためとも考えられます。

 

今回は、『プロスペクト理論』について、TECH-TOSHIよりご紹介しました。

 

5.内容

『プロスペクト理論』

 ◆定義

 ・人には「得るもの(利得)を強調されると確実性を求めリスク(損失)を避ける」という傾向、

  また、人には「損失(不利)を強調されるとリスクを求める」という傾向がある。

 ・同じ内容でも表現がポジティブフレームかネガティブフレームかによって、受け手の行動が変わる。

 ・不安は人を動かしやすいが、長期的には不安な状態は不信感につながる。

 

 ◆生理的嫌悪としての損失回避

 ・人はとにかく損をするということ、損をしてしまうと思うこと、これがとても嫌いである、ということに尽きる。

 ・人が損失に対して示す嫌悪感は生理的なもの。

 ・人間の心には死の危険回避、損失回避が深い次元で組み込まれている。危険を察知して、それを避けて生き延びようとしてきたため。

 

◆事例

 ・予約などで「残りあとわずかです。急いでください。」と表示される。

 

 出所) 1)東京理科大学 MOT 講義より

   2)中島亮太郎(2021).『行動経済学ノート』.株式会社 翔泳社

   3)相良奈美香(2023).『行動経済学が最強の学問である.SBクリエイティブ株式会社