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行動経済学/現状維持バイアス

中小製造業の事業変革・ビジネスモデル変革・新製品開発を伴走・支援する『TECH-TOSHI』です。 

 

今回は、東京理科大学 MOTのゼミより、『現状維持バイアス』について、ご紹介します。

 

 

1.ポイント

 ポイントは、

 

変化を拒んだ(または気付かない)ことで、時代に取り残された会社が多くある

 

でした。

 

※詳細な内容は、最後の『5.内容』に記載しました。

  

2.気づき

 気づいたことは、

 

『社外環境の変化から、自社のビジネスが市場に受け入れられなくなっていないか』 

 

です。

 

自分が県の業務で、多くの中小製造業の経営層へヒアリングして中で感じたことは、現状のビジネスが行き詰まっているように見える中小製造業が多いということでした。

 

しかし、現状のビジネスを変えようという経営層は少ないように感じています。

これも、現状維持バイアスなのかもしれません。

 

  

3.課題

よって課題は、

 

『どのようにしたら現状維持バイアスを壊せるのか

 

です。

 

 

4.解決策

恐らくは、経営層も薄々感じていると思うのですが、ビジネスモデルをどのようにして変えていけば良いのかわからず、ますます社外環境が激変し、売り上げもコロナ前に戻らない中、従来からの事業をそのまま続けているのではないでしょうか。

 

しかしながら、現状の事業を変えることは大変勇気が必要です。

 

もちろん、いきなりビジネスモデルの全部を変えることはできません。

例えば、商品はそのままで他の分野や市場へPRしてみることから始めてみる などをオススメしています。

 

今回は、『現状維持バイアス』について、TECH-TOSHIよりご紹介しました。

 

5.内容

『現状維持バイアス』

 ◆定義

 変化に対応することを面倒と感じたり、変化を嫌い現状維持を望むこと。

 

 多くの人は本能的に変化を拒み、兆しがあっても変化に対応できない。

 過去→現在→未来 が同一線上にあると考え、現状に対する変化を拒む。

 

 変化が起きても行動に移さない原因

 ①すぐ自分ごとには受け止めない。

 ②自信過剰に陥りがち 「大丈夫だろう」と自分自身に言い聞かせてしまう。

 ③権威に従って視野狭窄や思考停止になること。

 

 ◆事例

 ビジネスでも変化を拒んだ(または気付かない)ことで、時代に取り残された会社が多くあり、

 近年の大企業の多くが抱える問題である。

 

 新しい競合が現れたときは、これまでの延長線上とは違う流れということを自覚する必要がある。

 

◆活用法

 非常時には、パニックを恐れずはっきりと警告をして、まず現状維持バイアスを壊すことに意識を傾けること。

 

 出所) 1)東京理科大学 MOT 講義より

   2)中島亮太郎(2021).『行動経済学ノート』.株式会社 翔泳社

   3)相良奈美香(2023).『行動経済学が最強の学問である.SBクリエイティブ株式会社