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行動経済学/ヒューリスティック

中小製造業の事業変革・ビジネスモデル変革・新製品開発を伴走・支援する『TECH-TOSHI』です。 

 

今回は、東京理科大学 MOTのゼミより、『ヒューリスティック』について、ご紹介します。

 

 

1.ポイント

 ポイントは、

 

ヒューリスティックとは、判断を下す必要があるけれども、そのための明確な手がかりがない場合に用いる、便宜的あるいは発見的な方法。

 

でした。

 

※詳細な内容は、最後の『5.内容』に記載しました。

  

2.気づき

 気づいたことは、

 

人間の実生活のほとんどがヒューリスティックと言われており、システム1の直感で動いている。』 

 

です。

 

つまり、日頃は自分では自覚がないまま、ヒューリスティック(直感)で判断して、アクションを起こしてしまっているということです。

 

  

3.課題

よって課題は、

 

『ヒューリスティックを正しく使うにはどうすれば良いのか。

 

です。

 

 

4.解決策

アクションを起こす前に、判断のための情報をできるだけ多く集めます。

 

例えば、製造業の場合、製造現場で問題が発生し製造ラインを止めざるを得ないケースがあります。

出荷の納期は迫ってきている中でも、経験則だけでなく、問題発生の状況に関する情報も手分けしてできる限り多く集めることです。

つまり、問題発生に対して、経験則から判断できること、現場で集めた状況に関する情報から判断できることも含めて、分析するべきです。

 

ここでは、我々が日常的にヒューリスティックの経験からの直感に頼る傾向があることを自覚し、発生した問題が大きいケースほど、多くの経験と多くの情報からの総合的な判断が必要であることを示唆しているのではないでしょうか。

 

今回は、『ヒューリスティック』について、TECH-TOSHIよりご紹介しました。

 

5.内容

『ヒューリスティック』

 

人間の脳は2つの構造になっていると理解するべき。

それは、システム1:知覚・直感 であり、システム2は、推論、ゆっくりと集中して立ち上がる。 の二重構造である。

つまり、パッとわかる部分と、制御的で注意しないとわからない部分の、2つの構造となっている。

 

ヒューリスティックとは、

問題を解決したり、不確実な事柄に対して判断を下す必要があるけれども、そのための明確な手がかりがない場合に用いる、便宜的あるいは発見的な方法である。

人間の実生活のほとんどがヒューリスティックと言われており、システム1の直感で動いている。

つまり、経験則によって、ある程度答えを直感的に発見できる。

 

よって、ヒューリスティックは、短時間で労力をかけずに実施できることであるが、とんでもない間違いを生み出す原因になる可能性もある。

 

なので、経験則が必要とされるときには積極的に使ったり、反対に見落としをなくしたいときには意図的に取り除くなど、使い分けが必要である。

 

例えば、アイデアを考える時は邪魔となる。経験則や常識で判断するためである。

「こうだろう」はあくまで仮説として、実際に市場ニーズがあるかどうかを検証してから判断することが大事。

また、経験則で考えると、他と同じような答えになりがちである。

 

出所)1)東京理科大学 MOT 講義より

   2)中島亮太郎(2021).『行動経済学ノート』.株式会社 翔泳社