中小製造業の事業変革・ビジネスモデル変革・新製品開発を伴走・支援する『TECH-TOSHI』です。
今回は、東京理科大学 MOTのゼミより、『認知の流れ』について、ご紹介します。
1.ポイント
ポイントは、
『商品やサービスの開発には、バイアスとナッジの2つの考え方を理解すること。』
でした。
※詳細な内容は、最後の『5.内容』に記載しました。
2.気づき
気づいたことは、
『ユーザーに望ましい情報の提供方法の検討が必要である。』
です。
前職において、この意識が足りなかったと反省しました。
3.課題
よって課題は、
『望ましい情報の提供方法と行動をうながすデザイン構築』
です。
4.解決策
現在、県のコーディネーターとして中小製造業の支援の業務もしておりまして、コンサルではないので主な支援内容は情報提供なのですが、業務を通して気づいたことがあります。
中小製造業の経営層への情報提供として、2種類の情報をお伝えしているのですが、それは県内の同業他社の最新動向と最新の経済ニュースです。この2つの情報を織り交ぜヒアリングをしていくと、自社を今後どうしていきたいのか伺うことができます。
そして、ご希望に応じて相談先をオススメするのですが、ここでは、オススメ先に連絡し担当の方のお名前を聞いておき、経営層へその担当者のお名前をお伝えし、一度連絡してみてはどうかとプッシュすると、そこでやっとアクションを起こしてくれます。
つまり、県のコーディネーター業務における支援先がアクションを起こしやすくするためには、業界に関する最新情報(バイアス)と相談先の担当者の名前をお伝えする(ナッジ)ということです。
今回は、『認知の流れ』について、TECH-TOSHIよりご紹介しました。
5.内容
『認知の流れ』
認知の流れには、大きく3つのステップある。
Step1:最初に外からインプットがあり、情報を受け取る。
Step2.:受けた情報をもとに処理を行い判断する。
Step3:判断ができたら、行動に移してアウトプットする。
このStep1とStep2の間には「バイアス」が存在する。
人は機械とは違っていろいろな情報に影響を受けるし、その人の考え方のクセもある。
そして、、Step2とStep3の間では、ユーザーに意図的な働きかけを行うことができる。
条件や選択肢などを提供することによって、ユーザーの行動を変えるための後押しができるようになる。
ここには「ナッジ」という行動経済学の考え方が当てはまる。
商品やサービスの開発には、このバイアスとナッジの2つの考え方を理解することが欠かせない。
バイアスの仕組みを知ることで、ユーザーに望ましい情報の提供方法を考えられるようになり、
ナッジの方法を用いることで、ユーザーに好ましい行動をうながすデザインができるようになる。
出所)中島亮太郎(2021).『行動経済学ノート』.株式会社 翔泳社

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