中小製造業の事業変革・ビジネスモデル変革・新製品開発を伴走・支援する『TECH-TOSHI』です。
今回は、東京理科大学 MOTのゼミより、『インブランディング/サプライ業界』について、ご紹介します。
1.ポイント
ポイントは、
『インブランディング戦略の実行によってもたらされる大きなチャンスの一つが、OEMの市場支配力を壊すこと』
でした。
※詳細な内容は、最後の『5.内容』に記載しました。
2.気づき
気づいたことは、
『自社オリジナル製品にも関わらず、マーケティングを顧客任せにしがちな中業製造業』
です。
中小製造業の経営層からは、例えば商社任せとか積極的に自社で最終顧客へPRを行っている企業はほとんどないように見えます。
「お客を紹介してくれ」と言われることも結構あります。
3.課題
従ってここでの課題は、
『自社が最終顧客へPRを行うためには』
となります。
4.解決策
現在BtoBのビジネスで部品を製造し納めるのみだとすると、今後事業は先細りになっていくかもしれません。
一度、自社のビジネスを見直して再定義することから始めるべきではないでしょうか?
ビジネスを再定義し、そのビジネスを遂行するために必要なビジネスシステムを明確にすることが必要です。
自社は今後はこのようなビジネスを展開していきたいから、現状が製造から納品だけの自社のビジネスシステムに対して、新たに加えるべきビジネスシステムが明確になるはずです。
今回は、『インブランディング/サプライ業界』について、TECH-TOSHIよりご紹介しました。
5.内容
『インブランディング/サプライ業界』
BtoB市場におけるサプライヤーのビジネスが他の商業的取引(業種)と異なるのは、サプライヤーと顧客との間が継続的取引関係であり、顧客向けの機能をよりカスタマイズすることに強い重点が置かれる点である。
顧客に再購入してもらうよう取引関係を管理することが、供給産業におけるマーケティングの中心となる。
顧客は、通常は、自社製品に組み込む最終製品のメーカーである。
よって、規模の経済で売買するために、購入企業の系列としてグループ化するサプライヤー組織の存在が、部材産業の特徴である。
サプライヤーとカスタマイズ業務を特徴とする組織的顧客の間で長期の取引関係の発展を促す。
自動車産業におけるように、サプライヤーと顧客で共同開発することも多い。
OEMメーカーは部材産業の企業に対して強い市場支配力を及ぼす。
部材メーカー側の条件よりも自身の条件を押し付けることができるのは、通常OEMメーカーの側である。
部材メーカーのインブランディングは、OEMの市場支配力を破壊するチャンスの一つとなる。
出所)フィリップ・コトラー 他(2014).『コトラーのイノベーション・ブランド戦略 - ものづくり企業のための要素技術の見える化』.株式会社 白桃書房

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