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オープン&クローズ戦略の事例4

中小製造業の事業変革・ビジネスモデル変革・新製品開発を伴走・支援する『TECH-TOSHI』です。 

 

今回は、東京理科大学 MOTの講義より、『オープン&クローズ戦略の事例4』について、ご紹介します。 

  

1.ポイント

事例:日亜化学工業 白色発光ダイオード

 

 ポイントは、

 

『単純なオープン&クローズでは、市場は拡大しない。

 

でした。

 

※詳細な内容は、最後の5.内容に記載しました。

  

2.気づき

 気づいたことは、

 

『ライセンスにより、市場の成長をコントロールできる?』 

 

です。

 

3.課題

 いつまでもクローズによる自社だけの独占では、市場の立ち上がり速度が遅くなり、開発における投資の回収が遅くなります。

 

 よって、課題は、

 

 『どの段階でクローズによる独占からオープンへ転換するのか?』 

 

 です。 

 

4.解決策

 市場を形成、成長させるためには、どこかの段階で、クローズによる独占からオープンへ戦略を転換する必要がありますが、

一気にオープンにするのではなく、まずは、一部の協力企業へのライセンスから徐々にオープンを始めていきます。

 

そして、市場の成長の状況を見ながら、自社の先行者利益を確保できるように、オープン領域範囲を調整できるようにコントロールしたいです。

 

 今回は、『オープン&クローズ戦略の事例4』について、TECH-TOSHIよりご紹介しました。

 

5.内容

 事例:日亜化学工業 ー 独占からライセンスへの戦略転換

「誘引しながら防御する」オープン&クローズ戦略

 最も成功した白色発光ダイオードの事例

 

◆戦略(5年くらいのフェーズを区切って、クローズからオープンへ切り替えた。)

  第一段階(製品化〜5年):ライセンスを供与せず、自社内で特許技術を留保。

    第二段階(5年〜):市場形成のため、技術的に補完関係を築けるメーカーに限定的にライセンス。

  第三段階(〜10年):クロスライセンス契約によって製品開発や共同開発の迅速化や共同開発を実施。

  第四段階(10年〜):他メーカーに広くライセンス供与し、自社の優位性を促進。

 

◆ポイント

 1)市場を形成、成長させるためには、クローズからオープンへの戦略転換が必要。

   タイミングを見計らってオープンにする。

 2)マルチベンダーを採用している場合、1社だけの購入では顧客は嫌がるため、普及させるにはオープンが必要。

 3)オープン化する相手の選択。ライセンス供与され事業化した企業は、補完業社だった。 

  

出所)1)東京理科大学 MOTにおけるご講演より